万葉の花とみどり
万葉探訪記  飛鳥寺(元興寺・法興寺)
奈良飛鳥寺(元興寺・法興寺)・・・第三十二代崇峻天皇元年(588年)蘇我馬子が発願し、推古四年(596)に創建された日本最古の寺。幾多の戦災に遭い、創建時の壮大な伽藍の面影はないものの、鞍作止利による飛鳥大仏はじめ聖徳太子像や弘法大師像などが祭られている。庭には、創建時の石礎が3個確認できた。やはりここにも、佐佐木信綱の万葉歌碑を発見、このことは手元のガイドやパンフにも載っていなかったので、実にお得な気分になった。
飛鳥大仏(金銅釈迦如来坐像):日本書紀に名を残す伝説の仏師「止利」が推古14年(606年)に作ったとされる、実に我が国最古の仏像。あまりの迫力に足がすくんだ。
佐佐木信綱書万葉歌碑:ここに御仁の歌碑があることはガイド本にもなかったのでまさにめっけものという感じ。実際に足を運ぶことの喜びを実感した次第!それにしても佐佐木信綱さん、日本最古の寺にも、さすが押さえるべき処は心得ておられたよう。
高円宮様献木:巨勢のつらつらの椿とあったような気がしたが確認が不十分であった。
庭より:由緒の割にはあまりにコンパクトな感は否めないが、植栽状態などはすばらしく、個人的には好みのあう風情。
蘇我入鹿首塚より飛鳥寺を望む:考古調査により創建時は大伽藍があったことが判明している。蘇我氏発願最古の寺の今を、地下に眠る入鹿は何思う。

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